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自分自身のマスターになる

瞑想歴33年・コアな瞑想体験を綴っています

事実を事実として受け入れる勇気

自分を見つめる時間と空間

長野の水輪という施設で2泊3日の「家族の座・瞑想リトリート」を終え、昨夕東京に戻りました。

 

家族の座の創始者へリンガー氏も最近ではワークの合間にしばし目を閉じて坐る時間を取られますが、私がこのワークを使ってグループをリードするとき、かぎりなく瞑想の時間のほうを大切にしています。ワークスペースの時間に制限があって瞑想できない場合は、参加者に終わってから瞑想に行くことをしつこく勧めます。

 

自分を見つめる時間と空間は、唯一瞑想でのみ得られるからです。あるいは一切の日常から離れて旅に出るかですが、そんな大変なことをしなくても、目を閉じて坐るコツがわかっていればずっと容易く内側の旅ができるのです。

 

多くのセラピーワークは、心理的にさまざまな気づきを与えてくれ、前に進む勇気を促し、ハートを開かせます。いわゆるナチュラルハイの状態になり得ます。

 

「これからは自分を優先するんだ!」とか、「二度とあそこには戻らない!」とか、「思っていることを相手にちゃんと伝えるぞ!」とか、自信を持って言えちゃうんです。

 

ところが、日常のあれこれに戻った途端に、そんな思いはどこかに吹っ飛んでしまうーーこのようなリバウンド状態を個人がちゃんと見守れるかどうかが、そのワークの価値を決めると、私は思っています。そして、瞑想を体験している人は、「見守る」というスペースを理解できるのです。

 

事実を受け入れるということ

事実を事実として受け入れるーーそれが他人や、そして自分に対する尊重を生み出します。たった今「私」はどういうところにいるのか? それが自分にとって好ましくない<場所>であったとしても、あるいは見たくない<状況>であったとしても、その事実を受け入れるとき、人は自分の内側に勇気という「小さな光」を見い出します。

 

一般的には、その人が持っていて、好む、リソース(能力、強み)というものに働きかけて、それを高めてゆく種のワークが好まれますが、家族の座では、むしろその人の弱み、苦手な部分、好ましくないと思っている部分を認めることを通して、「小さな光」に気づいてゆく働きかけをします。

 

「勇気を持って突き進め!」などと言われても、私には無理です。でも、「私は弱虫です」って言えるとしたら、事実をそのまま受け入れるとしたら、「小さな光」がハートに灯るのは間違いないでしょう。

 

 

2016年・家族の座スケジュール

11月12~13日・大阪

new-hope.jp

 

12月17~18日・東京

ファミリー・コンステレーションwith 斎藤だそ