読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自分自身のマスターになる

瞑想歴33年・コアな瞑想体験を綴っています

役立たずな木

人はいろんな技術、技法をマスターしますが、その技法に執着したり同化したりして、自分自身のことを忘れる人も多いです。

 

まず自分から始めれば、ほんとうにしたいことも容易に、明確に、無理のない形で見つかるんだけどなあ、、ってなことを友だちと話していたとき、その人が「みんな人より抜きん出てやろうとするからじゃない?」って言ったんです。

 

ほんに!

 

で思い出した老子の逸話ーー。

 

その木はたくさんの繁った葉っぱをつけて広場に立っていました。老子とその弟子たちがその村にさしかかった時、老子は足を止めて弟子たちに言ったのです。

「行って、村人たちにあの木はどんな木なのか尋ねて来なさい」

弟子の一人がさっそく走っていってその木陰で休んでいた村人に尋ねました。村人が応えて言うには、「ああ、この木かい? こいつはまったくの役立たずで、燃やすといっぱい煙が出るし、家具にもならない、要するに使い道がないのさ。」とのことでした。

弟子がそれを伝えると老子はこう言いました。

「あの木のようでいなさい。価値がある木は切られ、焼かれて死んでしまう。でも役立たずでいると、ほら、あんなふうにどんどん育って生い茂っているだろう? 村人たちは気がついていないが、野良仕事の合間にああやって木陰で休むことができている。あの木のように役立たずでいなさい」と。

 

f:id:dasosaito:20141106134443j:plain

 

12月のマスタリー塾のテーマは「自分自身のリーディング」です。


斉藤 だそ さいとうだそ