自分自身のマスターとして在る

瞑想歴33年・コアな瞑想体験を綴っています

自分らしさをずっと探してきました

自分らしさはどこにあるの?

私はとても長いこと、「自分らしさ」を探し求めて来ました。

 

18歳という若さで「占い師」なんていう派手な仕事に就いたために、まわりからはちやほやされ、自我にエサをやっているだけだということに気がつかないまま、インドのサリーを身にまとい、ジプシー占い師を気取っていた青春時代。

 

いま思い出すだけでも顔が紅くなります。

 

まったく無邪気に、軽いアルバイトのつもりで始めたのですが、当時(70年代半ば)では、若くてちょっとエキゾチックな風貌の女性占い師は珍しかったのです。

 

私の恩師で、精力的に仕事を開発してくださった年配の男性がいます。ファッションビルの一角に「占いの館」を設置し、「若くて」「風変わりな」「女性占い師」に占星術、タロットなど、西洋風の占いを提供させるいう彼のアイデアは見事に当たり、同僚で、家を建てた人もいたほどです。

 

この頃の話はメルマガ「777人が泣いて笑った占い師のウラ話ー復刻版」で連載していますので、興味のある方は読んでみてください。

 

自分らしさと個性は別のこと

占い師として成功するには、外見的に「目立つこと」が要求されました。そうなってくると何だか他の人たちとのライバル意識が芽生えて来ます。私はインド風で行こうと決めていたので、わざと日焼けして浅黒い肌をもっと黒くすることに励んだり、サリーを着たまま街の中を歩いたりして、「見られること」に優越感を感じるようにさえなっていました。

 

ああ、ほんとうに恥ずかしい〜。

 

だから、最近の若者がたんに流行を追って、「自分らしさ」を失っていくのを見ていると、ついため息をついてしまいます。それは「勿体ないな」という気持ちです。素のままで十分ステキなのに、何で男の子たちはわざわざソリを入れたり、肩をゆすってみたりするんだろう? 何で女の子はおちょぼ口でしゃべり、内股で歩くんだろう? ってね。

 

でも、私自身も気づいていなかったように、みんなきっと勘違いしているんだと思います。「自分らしくいること」と「個性的でいること」をごちゃまぜにしているのかもしれません。

 

「カッコいいし、モテるもん」「可愛いって言われるもん」という声が聞こえて来そうですが、自分らしくいることがずっとカッコ良く、可愛いのだって、気がついてほしいですね。

私に起きた変容と変身

占い師を10年やって、壁にぶちあたり、それまでの人生が文字通りバラバラに崩壊したときに、私はサリーも、浅黒い肌も、Mulder(マルダー)と言う芸名(ああ、ほんとにほんとに赤面しますが、アリア・マルダーという歌手に憧れていたんです)も、住んでいたマンションも、不倫の恋人も、一切合切をゴミ袋に入れて焼却場に持っていき、一瞬のうちに灰になるのを見届けて、インドに旅立ちました。

 

他のことは何もせずに瞑想だけをするという1年間が経った頃、インドの風土病で「デンギーフィーバー」と呼ばれる病いにたおれ、40度近い高熱にうなされ、10日間で10キロ痩せたのです。

 

インドのアユルベーダの薬で治せたので、特に後遺症はなかったのですが、からだの余分なお肉が全部落ちたのといっしょに、性格まで変わったようでした。

 

ひと言で言うと、それまでの暗くて、落ち込みやすい性格から、軽く、明るい、実は本来の性質が表に出て来たのです。

 

“変わりたい”は“自分らしさ”を取り戻したいのシグナル

変わりたいという人は、よくイメチェンを考えますね。外側から変えていくことが内側を変えることもないとは言えません。でも、内側を変えていくことのほうが、オーガニックで、エコロジーで、永続的です。

 

私は長年、家族セラピー、ヒプノセラピーなどを実践してきました。それらは人に変化をもたらすことのできるすばらしい道具です。でも、どこか深いところで、「これが私の技法」というところに落ちなかったのです。

 

数年前出会った「クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング」という技法は、その人自身が使う言葉だけを使い、クリーン・クエスチョンと呼ぶ問いだけを使ってセッションをします。

 

「何が起きれば良いのでしょう?」というシンプルな問いから始まるこのセッションを体験したとき、私はこれまでのセッションとはまったく違う感触を得ました。それは個人のメタファーに働きかけるので、セッション提供者側の憶測や要約が入り込まないようになっています。

 

ゆえに、その人の「その人らしさ」がどんどん浮き彫りになっていくのです。これこそ、私が求めていたものでした。そして、私が「起きて欲しいこと」は、このユニークな技法をより多くの人たちに知ってもらうことです。

 

もう一つのメルマガ「 ヘタな文章もみがけば宝」は、そんな気持ちを込めて書いている情報マガジンです。

 

それぞれの人がそれぞれの「らしさ」をもっともっと発揮していったら、世の中はもっともっと豊かで、もっとカラフルで、もっと楽しくなります。そうではないですか?